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京都向日市 顔面神経麻痺 ベル麻痺について

[顔面神経麻痺・ベル麻痺とは]

 

顔面神経麻痺・ベル麻痺とは、ある日突然顔の半分若しくは一部分が動かせなくなってしまう症状のことをいいます。
顔には色んな神経があり、その中で顔面神経というのは顔面の筋肉を動かす大事な神経となっています。
顔面神経は脳を出て耳の骨の中を通って、骨から外に出て、耳下腺の中で目や鼻、唇に迎え3つの枝に分かれており、それぞれに筋肉に分かれて流れています。
この神経に何らからの弊害が発生してしまうと、顔面麻痺が発生してしまいます。

顔面神経麻痺・ベル麻痺は、顔面のどちらかに発生します。
左右どちらかに発生することが大半であり、左右対称に発生してしまうことはほぼありません。
顔の表情筋というのは20個以上あり、様々な症状が発生します。

顔の半分が思いのまま動かない状態であり、このような症状が発生します。

・目を閉じることができない
・口角の片方だけが下がる
・口から水がこぼれてしまう
・舌の半分の味覚がなくなる
・波の出が悪くなる
・だ液が出にくくなる
・顔が曲がってしまう
・音の聴こえ方に障害が発生する
・笑顔が作りにくい
・しゃべりにくい

このような症状が主な症状であり、顔の様々な部分に様々な症状が発生してしまうことがわかります。
目が開きっぱなしになると目を痛めてしまうこともあり、見た目にも大きく関わってしまうので、非常に大きなストレスとなってしまいます。
【顔面神経麻痺・ベル麻痺の原因】
顔面神経麻痺・ベル麻痺の原因は、発症の仕方によりある程度原因の特定が可能となります。
顔面神経麻痺・ベル麻痺になると改善しにくいと思う方もいるようですが、そんなことはありませんので頑張って治療を受けるようにしましょう。

顔面神経麻痺・ベル麻痺の発症の仕方は、大きく分けてこれらの3つが挙げられます。

・急に麻痺が発生した場合
朝起きたら顔が動かない、気が付いたら顔が固まっていたなどの麻痺は、ウイルスによる顔面神経管の顔面神経の感染によって生じていることが原因です。
また、脳卒中でも、このような顔面神経麻痺が発生する場合があります。
麻痺や顔が固まった以外に、呂律が回らない、頭痛、意識障害、手足のまひやしびれなどがある場合は、脳卒中を疑いましょう。
脳卒中が原因の場合は、すばやい治療が必要となります。
救急車を呼んで、脳神経外科や救急科を受診するようにしましょう。

・手術やケガの後に発生した場合
聴神経腫瘍や小脳腫瘍などの脳腫瘍摘出の脳神経外科の手術、真珠腫摘出の耳鼻咽喉科手術、耳下腺腫瘍、ガンなどの摘出による手術を行って顔面神経が損傷された場合は、それらの手術後に顔面神経麻痺が発生する場合があります。
また、顔面神経が通っている側頭骨骨折や、顔に深い傷を作って顔面神経痛を損傷してしまった場合にも、顔面神経麻痺が発生してしまう場合があります。

・じんわりとゆっくり顔面麻痺が発生する場合
神経や血管の病気によって顔面神経にゆっくり障害が発生すると、顔面神経麻痺・ベル麻痺が発生することがあります。
また、聴力低下の際にも顔面神経麻痺・ベル麻痺が発生する場合もあります。

・生まれつきの顔面神麻痺の場合
生まれつき顔面神経麻痺が発生している場合は、胎児期の顔面神経の発生過程で、何らかの障害が発生して顔面神経麻痺・ベル麻痺が発生している場合が考えられます。
片側の顔面神経麻痺・ベル麻痺の場合は、麻痺している側のみの皮膚皮下組織筋肉、顔面骨の発達が様々な感じで障害が発生している場合があります。
その場合、第1号2鰓弓症候群という病気が発生してしまうこともあります。
第1号2鰓弓症候群という病気は、耳の発達期障害が多く見られる、小耳症と伴うことがあります。
両方の顔面神経麻痺・ベル麻痺の場合は、メビウス症候群という生まれつきの顔面神経麻痺や眼の動きに関係する外転神経麻痺を合併する病気が発生している場合があります。
これらの他に、100以上の生まれつきの原因が特定されており、場合によっては特定できない場合もあります。
顔面麻痺以外にも、顔の変形や口蓋裂などを伴うこともあるので、小児科の先生に相談をして、適した形成外科を受診すると良いでしょう。