※症状の改善には個人差がございます
42歳男性、デスクワークで前かがみの姿勢が多く、首の付け根から肩・背部にかけて痛みがあり、首の回旋(首を横に向く)・後屈(首を後ろに倒す。顎を上げる)するのに可動域制限(動かしづらさがあった)があった。
接骨院で電気やマッサージをしてもらったが、一時的にしか改善されず綱鍼灸・整体院を来院されました。
当院では週に1回のペースで来院され5回の施術で首の付け根の痛みや首の可動域の制限はなくなりました。
初回の施術
首を回旋したり後屈したりするときに特に痛みが強くでていましたので、仕事で前かがみの姿勢が多く頭が体より前にいき首や肩に負担がかかっていることと、肩が前に入り肩甲骨も前に倒れている状態が原因だとわかりました。
そのため首~肩・肩甲骨周りの筋緊張をとる施術をおこないました。特に肩甲骨の状態を正常に戻すことに重点をおき施術をしました。
施術後の可動域の確認では首の回旋がよくなり、痛みなく左右に向けるように改善しました。
2~3回目の施術
初回時と同様、首~肩の筋緊張を取り除き肩甲骨の動きをよくする施術をおこないました。
首の左右の動きもさらによくなり、首を後ろにそらす動きも(後屈)痛みがでなくなりました。
仕事をしていて夕方になると少し首の付け根が重だるい感じがでてくる。
4~5回目の施術
肩甲骨の動きはだいぶよくなってきていたので、首(頸椎)の動きをよくするために、首を重点的に施術をしました。
首の動きも気にならず、1週間痛みなく過ごせる状態になりました。
患者さんの感想
首の付け根の痛みは改善され、その楽な状態が長く続いているのでうれしいです。
首の動きもよくなり日常生活でまったく支障なくなりました。
現在は仕事で疲れが溜まる前に2~3週間に一度体のケアを受けています。
施術者からの視点
今回の症例は首を回旋したり後屈したりするときに特に痛みが強くでて、背中が丸くなり前かがみの姿勢のため頭が体より前にいき首や肩に負担がかかっていることと、肩が前に入り肩甲骨も前に倒れている状態でした。
それを改善するために肩甲骨周りの筋肉(棘下筋や小円筋)を緩め、関節の動きをよくすることで、首の動きをよくすることができました。首や肩甲骨の位置が正常になれば今回の症状は回復に向かいました。
しかしそれだけでは、再発の可能性がありましたので、首自体の緊張や前かがみの姿勢になって緊張している背部~腰部の緊張を取り除き、痛みのでにくい体に整えました。
※症状の改善には個人差がございます